“変態的”の読み方と例文
読み方割合
へんたいてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は何うする事も出来なかった。何時いつからともなく自分自身が自分の犯行を確信するといったような変態的へんたいてきな心理に落ちて行った。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
彼はうららかな生活をしみじみと味わって、幸福感にひたった。いままでの変態的へんたいてきな気持がだんだん取れてくるように感じた。もうあの夜の映画観賞会には、なるべく出ないようにしようとさえ考えた。
(新字新仮名) / 海野十三(著)