“塚窪”の読み方と例文
読み方割合
つかくぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一軒、根津の塚窪（つかくぼ）といふところに、未（ま）だ会葬の礼に泄（も）れた家が有つて、丁度序（ついで）だからと、丑松は途中で蓮太郎と別れた。蓮太郎は旅舎（やどや）へ。直に後から行く約束して、丑松は畠中の裏道を辿（たど）つた。
破戒 (新字旧仮名) ／ 島崎藤村(著)