坂上大嬢さかのうえのおおいらつめに贈ったのに、「夜のほどろ出でつつ来らく遍多数たびまねくなれば吾が胸く如し」(巻四・七五五)というがあり
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)