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国定忠治
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くにさだちゅうじ
ふりがな文庫
“
国定忠治
(
くにさだちゅうじ
)” の例文
かれの子分のしゃもじは
国定忠治
(
くにさだちゅうじ
)
や
清水
(
しみず
)
の
次郎長
(
じろちょう
)
がすきであった、かれはまき舌でものをいうのがじょうずで、
博徒
(
ばくと
)
の
挨拶
(
あいさつ
)
を暗記していた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
海苔
(
のり
)
ようかんを売っている若い男は
国定忠治
(
くにさだちゅうじ
)
の講談本を声高く読んでいたりした。
貸家探し
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
「それでも近藤勇ならいいよ、
国定忠治
(
くにさだちゅうじ
)
だの鼠小僧だの、
博徒
(
ばくと
)
やどろぼうなどを見て喜んでるやつはくそだめへほうりこむがいい、おれは近藤勇だ」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
国定忠治
(
くにさだちゅうじ
)
だの鼠小僧だの、ばくち打ちやどろぼうのまねを恥ずべきはずだが、かれにはそんな良心はなかった、かれはただ人まねがしたいのである、実際かれはそれがじょうずであった
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
忠
常用漢字
小6
部首:⼼
8画
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
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国定忠次