団栗眼どんくりめ)” の例文
旧字:團栗眼
仁王門の両側に、巨大な仁王が二体、夜目にも光る恐しい団栗眼どんくりめをひんむいて、立ちはだかっている。山門の中心からは、これも巨大な一足の草鞋わらじと、赤提灯とがぶら下げられてある。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)