団栗橋どんぐりばし)” の例文
帰途かえりは、薄暮くれがたを、もみじより、花より、ただ落葉を鴨川へ渡したような——団栗橋どんぐりばし——というのを渡って、もう一度清水へ上ったのです。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)