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団十郎
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ししょう
ふりがな文庫
“
団十郎
(
ししょう
)” の例文
九女八は、一木一石といったふうの
団十郎
(
ししょう
)
の
家
(
うち
)
の庭に、鷺草が、今日も、この雨に、しっとりと
濡
(
ぬ
)
れているだろう
風情
(
ふぜい
)
を、思うのだった。
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
と、そう思うかげに、ながい間役者をしたが、とうとう、
団十郎
(
ししょう
)
と一つ舞台に並べなかったという、何時も悲しむさびしさが、心の奥を去来していた。
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
芸は修業だから出もしたし、それに文士方の新史劇の方は、——史劇は
団十郎
(
ししょう
)
も気を入れていたのだもの。
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“団十郎”で始まる語句
団十郎縞