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四方木屋
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よもぎや
ふりがな文庫
“
四方木屋
(
よもぎや
)” の例文
それはみごとな筆で大きく書いてあって、あの
四方木屋
(
よもぎや
)
の壁にでも掛けてながめ楽しむにふさわしいものだった。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
三日
(
みっか
)
目には私は
嫂
(
あによめ
)
のために
旧
(
ふる
)
いなじみの人を
四方木屋
(
よもぎや
)
の二階に集めて、森さんのお
母
(
かあ
)
さんやお菊婆さんの手料理で、みんなと一緒に久しぶりの酒でもくみかわしたいと思った。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この新しい柱時計が
四方木屋
(
よもぎや
)
の炉ばたにかかって音のする日を
想
(
おも
)
いみるだけでも、楽しかった。日ごろ私が矛盾のように自分の行為を考えたことも、今はその矛盾が矛盾でないような時も来た。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“四方木”で始まる語句
四方木
四方木田鶴子