四十日しじゅうにち)” の例文
前月の中頃から、四十日しじゅうにち程の間雨が降ったのを記憶しない。純一は散歩もし飽きて、自然に内にいて本を読んでいる日が多くなる。二三日続くと、頭が重く、気分が悪くなって、食機しょくきが振わなくなる。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)