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噇
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どつ
ふりがな文庫
“
噇
(
どつ
)” の例文
物のわけをも
知
(
しら
)
ぬ者ども、
小肘
(
こひぢ
)
つかんで
引立
(
ひつたて
)
、車一両に二三人づゝ引のせ奉るさへに、若君姫君の御事さま、
扨
(
さて
)
も/\と
云
(
いは
)
ぬ者なく、其身の事は不
レ
及
レ
申、見物の貴賤も
噇
(
どつ
)
と
鳴
(
なき
)
出
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
噇
部首:⼝
15画