ぐう)” の例文
第一長蔵さんや茶店のかみさんにった時なんぞは平生の自分にも似ず、ぐうも出さずにしんからおとなしくしていた。議論も主張も気慨きがいも何もあったもんじゃありゃしない。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)