唐桟仕立とうざんじたて)” の例文
すると、太棹ふとざおの張代えを持って来て見せていた、箱屋とも、男衆とも、三味線屋ともつかない唐桟仕立とうざんじたての、声のしゃがれた五十あまりの男がその相手になって
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)