“和蘭陀加留多”の読み方と例文
読み方割合
おらんだカルタ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何をしているのかと思うと、三次を初め仲間のやからが、きれいな札をき散らし、小判小粒の金銀を積んで、和蘭陀加留多おらんだカルタの手なぐさみをしている。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ろくに知りもしない和蘭陀加留多おらんだカルタ、三次たちのいかさまに手もなく乗って、お綱は他愛なく二百両ほど負けてしまった。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
和蘭陀加留多おらんだカルタの返礼だよ——という眼でじっと渡してやる。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)