吸呑器すいのみき)” の例文
その上に置いて在った硝子ガラス製の吸呑器すいのみき蹴散けちらしたり、百しょくの電燈をけっぱなしにして出て行ったり、如何にも夢遊病者らしい手落ちを都合よく残しておられます。
一足お先に (新字新仮名) / 夢野久作(著)