“吉備宮”の読み方と例文
読み方割合
きびつみや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤本作次郎の家に宿す。此家戸外に吉備宮きびつみやの神符をてふす。符云。「寒言神尊利根陀見」と。熟察するに八卦なり。抱腹噴飯す。此日雨を得少しく涼し。夜尤清輝。初更菅茶山来訪歓晤徹暁して去る。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)