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双肌脱
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もろはだぬぎ
ふりがな文庫
“
双肌脱
(
もろはだぬぎ
)” の例文
双肌脱
(
もろはだぬぎ
)
の伝六郎が、音に聞こえた強力で、お花の腕を
捥
(
も
)
ぎ離そうとする度に、帯際を掴まれている澄夫は式台の上でヨロヨロとよろめいた。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
日頃氣取つてばかり居る中年増のお袖も、譯のわからぬ事を歌ひ續け乍ら、あられもない
双肌脱
(
もろはだぬぎ
)
になつて、尻尾に火の付いた
獸
(
けもの
)
のやうに、船の中を飛び廻ります。
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
双
常用漢字
中学
部首:⼜
4画
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“双肌”で始まる語句
双肌