“参事官”の読み方と例文
読み方割合
さんじかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「仏天青という名前は、私たちも、耳にたこの出来るほど聞いていますよ。あの女のいうところに従えば、その御亭主は、大使館参事官さんじかんで、そして世界一の美男子びだんしだそうです」
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「いや、そんなことをしても無駄じゃ。わしがくびになるだけではなく、大使自身も馘になるのだ。大使ばかりではない。参事官さんじかん書記生しょきせいも語学将校も園丁えんていもコックも、みんな馘になるのじゃ」