壁には子分等の名前をかきたる紙を貼り附け、それにめいめいの十手がかけてある。次の間の正面は障子、その外に入口の格子がある。
“十手”の意味
“十手”の解説
十手(じって、じってい、実手)は、日本の武器および捕具の一つ。30cm - 60cmほどの鍛鉄・真鍮・鍛銀(打ち伸ばした銀)といった金属や、樫・栗などの堅牢な木でできた棒の手元に鈎をつけたものである。敵刃からの防御に用いたり、突いたり打つなどの攻撃、時には短棒術として用い犯人の関節を極める・押さえつける・投げるなど柔術も併用して制圧し捕縛に用いる。
十本の手に匹敵する働きをすることから「十手」であるといわれている。流派によっては実手(實手)という表記を使用する。十手を用いた武術を十手術(じってじゅつ)という。
(出典:Wikipedia)
十本の手に匹敵する働きをすることから「十手」であるといわれている。流派によっては実手(實手)という表記を使用する。十手を用いた武術を十手術(じってじゅつ)という。
(出典:Wikipedia)