十分十句じっぷんじっく)” の例文
漱石先生の熊本時代くまもとじだいのことである。ある日先生の宅で当時高等学校生徒であった自分と先生と二人だけで戯れに十分十句じっぷんじっくというものを試みたことがあった。
思い出草 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)