十九じゅうく)” の例文
十九じゅうく世紀は自然科学の時代で、物質的の開化をもたらした。我々はそれに満足することが出来ないで、我々の触角を外界から内界に向け換えたでしょう。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
大王は大小とりまぜて十九じゅうく本の手と、一本の太い脚とをもってりました。まわりにはしっかりしたけらいの柏どもが、まじめにたくさんがんばっています。
かしわばやしの夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)