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匕首
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どす
ふりがな文庫
“
匕首
(
どす
)” の例文
刹那、
匕首
(
どす
)
が閃めいた。綱五郎が
抜刀
(
ぬい
)
て飛びかかったのである。再度悲鳴が聞こえた時には、生首を銜えた男の手に、血まみれの匕首が持たれ、その足許に綱五郎が斃れていた。
鸚鵡蔵代首伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「清水の野郎奴! 俺はあいつの首っ玉へ何時かは必ず
匕首
(
どす
)
をお見舞申してやるぞ!」
象牙の牌
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
と云いながら懐中から
匕首
(
どす
)
を取出し、さア出せ、出さなければ殺すぞ。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“匕首”の解説
匕首(あいくち、ひしゅ)または合口(あいくち)は、鍔(つば)の無い短刀のこと。本来の日本語では「合口」であったが、中国の「匕首」(ひしゅ、)と混同され、現在はどちらの表記でも「あいくち」で意味が通る。また、本来の「匕首」は、その形状・定義も合口とは厳密には異なる。
(出典:Wikipedia)
匕
漢検1級
部首:⼔
2画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“匕首”で始まる語句
匕首傷
匕首拵
匕首一閃