動悸どきっ)” の例文
そして「通は馬鹿だよ」と妙な調ふしで謡って歩く。桶屋の酒飲のんだくれ親爺はの乞食は乞食でも愛嬌があると言って褒めていた。其は兎に角乃公は動悸どきっとしたが
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)