加世子かよこ)” の例文
二人きりの話の持ちきれないことや、ふすま一重の茶の間にいる妻の加世子かよこにもきまりの悪いような気がするので、少し金まわりの好い文壇の花形を訪問してみてはどうかと
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
均平ははじけるような若さに目を見張り、笑顔えがお椅子いすを譲ったが、今夜に限らず銀座辺を歩いている若い娘を見ると、加世子かよこのことが思い出されて、暗い気持になるのだったが
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)