剰金つりせん)” の例文
ビクビクしながら、懐中から拾った金のうちの十円紙幣を一枚抜き出して渡したが、店の者は別に怪しみもせず剰金つりせんを呉れた。それから彼は食糧品店に行った。
罠に掛った人 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)