剣山刀谷けんざんとうこく)” の例文
加うるに地は剣山刀谷けんざんとうこくである。軽々しく進退してはならない。またよく部下をいましめ、かりそめにもかすめ盗らずしいたげず、行くごとに民を憐れみ、老幼をずけ、ただ、徳を以て衆にのぞむがいい。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)