円錐コーン)” の例文
旧字:圓錐
観測所から頂上までのちょうど半分くらいのところに、赤噴火丘(レッド・シンダーコーン)という円錐コーンがある。
黒い月の世界 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
ところで、このマシーフから峯が二つ立ち上っている、その高い方が大アララットで、高さ一万七千呎——「大きな、肩幅の広い塊で、円錐コーンと呼ぶよりも寧ろ円屋根ドームと言いたい」
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)
空中に噴出された熔岩が、急冷されて金滓シンダーになり、それが円錐コーン状に堆積したものである。円錐のまんなかには、噴火孔があって、上から見ると月の斑点のような形になっている。
黒い月の世界 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)