円筒まるづつ)” の例文
遠く望めば山の形あたかも円筒まるづつを立てたるがごとく、前面は直立せる千丈の絶壁、上部は鬱蒼うっそうとして樹木生茂っている。一見いっけん薄気味の悪い魔形の山、お伽噺とぎばなしの中にある怪物のむ山である。