兵学者へいがくしゃ)” の例文
「で——こんどの兵学大講会へいがくだいこうえだが、その真田源次郎、まだ二十歳はたちにならぬ若年じゃくねんものとはいえ、父昌幸、兄信幸のぶゆきにもまさる兵学者へいがくしゃ、一つあれをやろうと思うがどうだ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、せき中央ちゅうおうへ、多くの兵学者へいがくしゃ武芸者ぶげいしゃの名をしるした着到帳ちゃくとうちょうをくりひろげた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)