六波羅勤ろくはらづと)” の例文
そのあたりは、七条坊門やら、塩小路、楊柳やなぎ小路などの細かい人家が櫛比しっぴしている所だったが、焼けたのは、六波羅勤ろくはらづとめの侍屋敷一軒だった。金田鳥羽蔵正武の屋敷だった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)