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公文
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くもん
ふりがな文庫
“
公文
(
くもん
)” の例文
空で覚えている一二の実例をいうと、
公文
(
くもん
)
すなわち荘園時代の書記役の
給田
(
きゅうでん
)
の地を、
公文給
(
くもんきゅう
)
と呼んでいるのは古い名残であるのに、それを今「九文久」と書いている処がある。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それほど物の判った人の住んでいた土地である。古老の説では、里ごとに里長一人あり、これを
公門
(
くもん
)
というとある。公門はすなわち
公文
(
くもん
)
であって、荘園第二級の事務員の名である。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それからまた荘園の諸役、
公文
(
くもん
)
とか
案主
(
あんじゅ
)
とかの給与せられた田畠、鎮守・菩提寺の
帰依
(
きえ
)
尊信を意味する寄附地・除地・免地なども、多くは地名になってその当時の状況を
窺
(
うかが
)
わしめる。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“公文”の解説
公文(くもん)とは、本来は律令制における公文書の総称であり、転じてこのような文書の取り扱う官吏も指した。
(出典:Wikipedia)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“公文”で始まる語句
公文名
公文所
公文給