“先刻程”の読み方と例文
読み方割合
さきほど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入れとも云はず窓外そとを覗いてるので、渠は構はず入つて見ようとも思つたが、何分にも先刻程さきほどから気が悠然ゆつたりと寛大になつてるので、遂ぞ起した事のない「可哀さうだ。」といふ気がした。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)