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儚
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はかの
ふりがな文庫
“
儚
(
はかの
)” の例文
先年
尾上
(
おのえ
)
家の養子で
橘之助
(
きつのすけ
)
といった名題
俳優
(
やくしゃ
)
が、
年紀
(
とし
)
二十有五に満たず、肺を煩い、余り胸が痛いから白菊の露が飲みたいという意味の辞世の句を残して
儚
(
はかの
)
うなり、
贔屓
(
ひいき
)
の人々は
謂
(
い
)
うまでもなく
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
儚
漢検1級
部首:⼈
15画