“偶力”の読み方と例文

読み方	割合
ぐうりょく	100.0%

ぐうりょく

また地球磁場等の影響はこれに偶力（ぐうりょく）を及ぼす事になる。その磁場は諸天体にも感応し反対に諸天体の磁場もまたこれに影響する。

方則について (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)

“偶力”の意味

《名詞》
1947年、中谷宇吉郎「立春の卵」
:物体を少し傾けても、重心から下した垂直線が、底面内を通る範囲内では、旧位置に戻るような方向に偶力が働き、物体はもとに戻る。すなわち安定である。
2018年、国土交通省「海洋開発工学概論」
:支持構造において、最終的には荷重は地盤で吸収される。設計的には、水平荷重、垂直荷重、転倒モーメントで整理され、ジャケット等、構造様式によっては、転倒モーメントは更に垂直荷重の偶力に分解される。
(出典:Wiktionary)

偶	常用漢字 中学 部首:⼈ 11画
力	常用漢字 小１ 部首:⼒ 2画