俵屋たわらや)” の例文
また京都では麩屋ふや町の俵屋たわらやに泊まった。これは沢文の本家見たいな家で、これも一流の宿屋ですが、その宿料が五十銭であった。
本間さんはとうとう思い切って、雨が降るのに荷拵にごしらえが出来ると、俵屋たわらやの玄関からくるまを駆って、制服制帽の甲斐甲斐しい姿を、七条の停車場へ運ばせる事にした。
西郷隆盛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)