俳体詩はいたいし)” の例文
主人が「おい君、僕はさっきから、あの鼻について俳体詩はいたいしを考えているんだがね」と木に竹をいだような事を云う。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「鼻だよ、大きな鼻の事を云ってるんだ。せんだって僕はあの鼻について俳体詩はいたいしを作ったがね」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)