佐保河さほかは)” の例文
飼飯けひの浦に寄する白浪しくしくに妹が容儀すがたはおもほゆるかも」(巻十二・三二〇〇)、「飫宇海おうのうみの河原の千鳥汝が鳴けばわが佐保河さほかはのおもほゆらくに」(巻三・三七一)の如きがあって
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)