“佐々平左衛門”の読み方と例文
読み方割合
さっさへいざえもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐々平左衛門（さっさへいざえもん）、野々村主水（ののむらもんど）、久世但馬（くぜたじま）などの隊へ、さらに別動隊の野入平右衛門（のいりへいえもん）、桜甚助（さくらじんすけ）の兵が加わって、数千人、声つなみをあげて
新書太閤記：11 第十一分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
手濡（てぬ）らさずに、取った鳥越城の空巣には、部将の久世但馬をとどめ、倶利伽羅のとりでには、佐々平左衛門（さっさへいざえもん）を守りにおいて帰ったのだ。
新書太閤記：11 第十一分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
と、機や今なりと、急に、軍を、催して、佐々平左衛門（さっさへいざえもん）を主将に、前野小兵衛（まえのこへえ）を副将とし、千八百の兵を放って、朝日山占拠（せんきょ）にさしむけた。
新書太閤記：11 第十一分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)