“似繪”の読み方と例文
新字：似絵
読み方割合
にせゑ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから大殿樣の御云ひつけで描（か）いた、女房たちの似繪（にせゑ）なども、その繪に寫されたゞけの人間は、三年と盡たない中に、皆魂の拔けたやうな病氣になつて、死んだと申すではございませんか。
地獄変 (旧字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)