“五世”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつつぎ50.0%
ごせ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天皇既に崩りまして、日續知らしめすべき王ましまさず。かれ品太ほむだの天皇五世いつつぎみこ袁本杼をほどの命を近つ淡海の國より上りまさしめて、手白髮たしらがの命に合はせて、天の下を授けまつりき。
前田家は、幕府の制度によると、五世ごせ加賀守綱紀かがのかみつなのり以来、大廊下詰おおろうかづめで、席次は、世々尾紀水三家びきすいさんけの次を占めている。勿論、裕福な事も、当時の大小名の中で、肩を比べる者は、ほとんど、一人もない。
煙管 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)