二豎子にじゅし)” の例文
しかしこれは現実でなく、夢に現れた厲鬼であるが、晋侯は間もなくんで、二豎子にじゅし(疾病の神)を夢み、所もあろうにかわやにおちてしゅつしたのを見ると、夢中の厲鬼がたたりをなしたと解するのほかはない。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)