“了見方”の読み方と例文
読み方割合
りょうけんかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢になり、うつつになって自分の眼先へちらついて、こうまで俺を苦しめる不動様という奴の了見方りょうけんかたがわからねえと、米友は腹が立ってたまりません。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
いかにも、黙許とか、黙諾とかいう不文律はあるにはあるけれど、それをこの場合、米友に向って強圧的にはめ込もうとするお銀様の了見方りょうけんかたがわからない。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)