久坂玄瑞くさかげんずい)” の例文
藩医の家柄の久坂玄瑞くさかげんずいなどはわりにいい方だが、文久二年三月、同志とともに脱藩してでも伏見挙兵に加わろうと準備最中の日記に
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)
この上は兵力を以て京都へ推参して手詰てづめの歎願をするほかはないと、久坂玄瑞くさかげんずい、来島又兵衛、入江九一の面々が巨魁きょかいで、国老の福原越後を押立てて、およそ四百人の総勢で周防すおうの三田尻から
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)