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主計
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かぞへ
ふりがな文庫
“
主計
(
かぞへ
)” の例文
弘賢は前年壬午に豊後の人田辺
主計
(
かぞへ
)
に書を与へた時、田辺をして菅茶山の起居を問はしめた。又同じ年に茶山は歌を弘賢に贈つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
直卿は初め
臼杵
(
うすき
)
氏、後牧氏、讚岐の人で、茶山の集に見えてゐる。其他軽浮にして「時々うそをいふ」源十、矢代某に世話を頼んでもらつた
主計
(
かぞへ
)
、次に竹里に狐の
渾名
(
あだな
)
をつけられた某である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
主計
(
かぞへ
)
はとう/\矢代君へ御たのみ被下候よし、忝奉存候。八月には帰ると申こと。舟にて沖をのり、もはや
柳里
(
りうり
)
(此二字又不明)へ落著と奉存候。服部子いかが。これこそもとよりしげく参らるべし。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“主計”の意味
《名詞》
主計(しゅけい)
組織で会計を司ること。また、そのような役目や人。
(歴史 訓読:かずえ(かずへ))律令制において租税の量を計算し、それが規定の量に達しているか監査する業務。民部省主計寮においてなされた。
日本の近代内閣制度において、各官庁に対する予算の配分が適正であるかを審査する業務。元は大蔵省主計局、現在は財務省主計局においてなされる。
語義3の業務をなす主計局又は主計官の略称。
(出典:Wiktionary)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
計
常用漢字
小2
部首:⾔
9画
“主計”で始まる語句
主計頭
主計之助
主計助
主計官
主計方
主計総監
主計頭正方
主計頭正精