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中野輝一
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なかのきいち
ふりがな文庫
“
中野輝一
(
なかのきいち
)” の例文
中野君がかような人であったなら、出鼻をはたかれてもさほどに
口惜
(
くや
)
しくはなかったろう。しかし高柳君の眼に映ずる
中野輝一
(
なかのきいち
)
は美しい、賢こい、よく人情を解して事理を
弁
(
わきま
)
えた秀才である。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
道也先生はやがて
懐
(
ふところ
)
から例の筆記帳を出して、原稿紙の上へ写し始めた。
袴
(
はかま
)
を着けたままである。かしこまったままである。袴を着けたまま、かしこまったままで、
中野輝一
(
なかのきいち
)
の恋愛論を筆記している。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
輝
常用漢字
中学
部首:⾞
15画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
“中野”で始まる語句
中野
中野春台
中野宿
中野初子
中野碩翁
中野藤枝