“中野春台”の読み方と例文
読み方割合
なかのしゅんたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なかなか面白い事を云うのがおりましょう」とあん中野春台なかのしゅんたいの事を釣り出そうとする。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
僕の恋愛観と云う表題の下に中野春台なかのしゅんたいとある。春台は無論輝一きいちの号である。高柳君は食い欠いた焼麺麭やきパンを皿の上へ置いたなり「僕の恋愛観」を見ていたがやがて、にやりと笑った。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)