並河技士なみかわぎし)” の例文
それは、ちょうど午後七時五十分であったが、この無電室の当直とうちょく中の並河技士なみかわぎしは、おどろくべき内容をもった無電が、アンテナに引っかかったのを知って、船橋に通ずる警鈴けいれいを押した。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)