“与論”の読み方と例文
読み方割合
よろん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳之島とくのしま与論よろんその他の実例はまだ採録せられず、沖縄本島でも昔話としてこの語を用いたものはまだ現われぬが、そのかわりには後者には五百年来の神歌の記録がある。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
惨劇さんげきは、満都の恐怖をひきおこすと共に、当局に対する囂々ごうごうたる非難が捲き起った。「科学者を保護せよ、犯人を即刻逮捕せよ」と天下の与論よろんは嵐の如くにはげしかった。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)