“不良(よくな)” の例文
「ほんとうに既(も)う快(い)いんですか。まだ血色が不良(よくな)いようだが……。何しろ、飛んだ災難でお気の毒でしたねえ。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
飽いたと云うよりも寧(むし)ろ恐れたのであった。そんな状態(ありさま)で幾年かを無意味に送る間(あいだ)に、お杉は懐胎して重太郎を生んだが、産後の肥立(ひだち)が不良(よくな)いので久しく床に就いた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)