不承不精ふしょうぶしょう)” の例文
流石の猛獣も飛道具にはかなわぬ。ゴリラは不承不精ふしょうぶしょうに手を放して立上ると、ジリジリとドアの方へあとじさりを始めた。
恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
宗像博士も不承不精ふしょうぶしょうに着席した。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)