トップ
>
不動祠畔
>
ふどうしはん
ふりがな文庫
“
不動祠畔
(
ふどうしはん
)” の例文
今一人はかつて浪子を
不動祠畔
(
ふどうしはん
)
に救いしかの老婦人なり。去年の秋の暮れに別れしより、しばらく相見ざりしを、浪子が父に請いて使いして招けるなり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
三年の幻影はかわるがわる涙の
狭霧
(
さぎり
)
のうちに浮かみつ。新婚の日、伊香保の遊、
不動祠畔
(
ふどうしはん
)
の誓い、
逗子
(
ずし
)
の
別墅
(
べっしょ
)
に別れし夕べ、最後に
山科
(
やましな
)
に相見しその日、これらは
電光
(
いなずま
)
のごとくしだいに心に現われぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
祠
漢検1級
部首:⽰
10画
畔
常用漢字
中学
部首:⽥
10画
“不動祠”で始まる語句
不動祠